「うっかり押し間違えた」「少し得をしようとしただけ」といった言い訳は通用しない。悪質な不正乗車が発覚した場合、乗客には極めて重い金銭的・法律的ペナルティが課される。
鉄道事業法および各鉄道会社の旅客営業規則に基づき、不正乗車を行った者には、乗車した区間の正規運賃に加え、その2倍に相当する割増料金、つまり合計で「3倍の運賃(増額運賃)」が請求されるのが基本だ。例えば1,000円の区間であれば、3,000円を支払わなければならない。さらに、過去に遡って悪質な利用が確認された場合、その総額は数十万円から数百万円に跳ね上がるケースもある。最悪の場合、警察に通報され電子計算機使用詐欺罪などの容疑で逮捕される可能性すらあるのだ。