生後7〜8ヶ月を過ぎても一人で座れないと、「発達に遅れがあるのではないか」と不安になる保護者は多いものです。しかし、ハイハイやつかまり立ちを先に覚える子や、お尻で移動するシャフリングベビーなど、発達の順序やペースは子どもによって千差万別です。
医療機関や専門機関への相談を検討する客観的な目安は、生後9〜10ヶ月を過ぎても手をついて座る姿勢すら維持できない場合です。多くの自治体で実施される生後9〜10ヶ月健診(乳幼児健康診査)では、医師がおすわりの完成度やパラシュート反射(倒れそうになったときに手を前に出す反射)の有無を丁寧にチェックします。
もし気になる様子があれば、健診の場やかかりつけの小児科医に普段の生活の様子を伝えてみてください。自宅での座り方をスマートフォンで動画に記録しておくと、診察室で医師に正確な状態を共有でき、適切なアドバイスを受ける助けになります。