色彩検定2級の合格率は、例年65%〜75%前後で推移しています。受験者の約7割が合格している計算になるため、国家資格や超難関民間資格と比べれば、挑戦しやすい試験区分です。ただし、この数値の背景には「3級合格者やデザイン・服飾系の学生など、ある程度の下地がある受験生が多く含まれている」という実態があります。
3級が「光と色」「色の心理的効果」「PCCSの基礎」といった色彩の入門知識を問う内容であるのに対し、2級では照明(光源と演色性)、視覚系メカニズム、測色(マンセル表色系やCIE表色系)、さらにはインテリア・景観・ファッション・グラフィックなどの実務的な専門分野への色彩応用が深く問われます。
単なる用語の暗記だけでは正解にたどり着けず、「このトーンの配色がどのような心理効果や視覚印象を与えるか」を論理的に組み立てる理解力が求められる点が、3級との大きな難易度の差です。