優れた利便性を誇る新大阪トラストタワーですが、実際に日常利用する際にはネット上の情報だけでは見落としがちな盲点も存在します。
まず検証すべきは地下駐車場の運用です。タワー地下には自走式および機械式の駐車スペースが整備されていますが、機械式設備については車高・車幅制限(特に全高1,550mm以下のセダン基準や2,000mm以下のハイルーフ対応枠)が細かく設定されています。昨今の大型SUVやミニバンで来館する場合、平置きスペースの満車状況によっては入庫に時間を要するケースがあるため、車利用の際はサイズ規定の事前確認が必須です。
次に、愛煙家にとって死活問題となる喫煙所の状況です。健康増進法の一部改正以降、館内の受動喫煙防止対策は徹底されており、オフィスフロア内での喫煙は完全に禁止されています。喫煙スペースはビル内指定フロア(地下階およびホテル指定エリア等)に集約されており、最新の強力な排気・集塵設備が導入されています。執務スペースから喫煙所までの移動時間を計算に入れておく必要があります。
さらに「タワー内に日常使いできるカジュアルな大衆食堂や格安チェーン店が多い」という誤認を抱く来館者も見られますが、新大阪トラストタワー内の飲食施設はホテルダイニングを中心とした上質な構成です。リーズナブルなワンコインランチや手軽な麺類を求める場合は、直結デッキを渡ってすぐの新大阪駅構内(エキマルシェ新大阪や味の小路など)を活用するのが現場のスマートな使い分け方です。