インターネット上の掲示板やSNSでは「水面下での手打ち交渉が進んでいる」「神戸山口組が条件付きで復帰するのではないか」といった噂が定期的に浮上します。しかし、現場を熟知する指定暴力団担当の捜査員や暴力追放運動の専門家は、こうした和解説を一蹴します。
「六代目山口組側の方針は一貫して『無条件解散と詫び』であり、対等な立場での和解や合流を認める余地は一切ない」というのが現場の一致した見解です。過去に複数の死傷者を出し、トップ同士の絶縁・破門処分が下された歴史的経緯からも、組織としてのメンツ上、条件付きの手打ちを受け入れることは不可能です。
さらに、神戸山口組から再分裂した「絆會(旧任侠山口組)」や岡山の「池田組」などとの複雑な利害関係が絡み合い、もはや単一のテーブルで交渉をまとめられる状況にはありません。抗争の最終的な結末は、華々しい手打ち式ではなく、構成員の自然減と組織の自壊による「実質的な消滅」という形で幕を閉じるシナリオが濃厚です。