2017年9月の婚約内定会見から始まった一連のプロセスは、小室家の金銭問題報道や世論の過熱により、4年以上の延期を余儀なくされました。2021年10月26日、納采の儀などの伝統的な儀式を行わず、皇室経済法に定められた約1億4000万円の一時金を辞退しての婚姻届提出は、日本憲政史上極めて異例の決断でした。
入籍当日の記者会見で眞子さんが語った「圭さんは私にとってかけがえのない存在です。そして、私たちにとって結婚は、自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択でした」という言葉は、周囲の期待や社会的重圧と、個人の幸福追求との間で下した苦渋の宣言でした。
日本に残るご家族との関係については、現在も妹の佳子内親王との間で緊密な連絡が保たれています。秋篠宮ご夫妻とは一定の心理的距離を置きつつも、節目ごとの私的なメッセージ交換は続いており、絶縁ではなく「互いの生活領域を尊重した関係」へと落ち着きを見せています。