ダイハツスマートキー電池交換の全手順!型番から緊急始動まで徹底解説

ダイハツスマートキー電池交換の全手順!型番から緊急始動まで徹底解説

ダイハツスマートキー電池交換の全手順!型番から緊急始動まで徹底解説にまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。

万が一、外出先で完全に電池が切れてしまい、ドアが開かずエンジンもかからないパニック状態に陥ったとしても、ロードサービスを呼ぶ必要はありません。ダイハツ車には、電子制御が全滅しても物理的に走行可能にするフェイルセーフ機構(緊急避難機能)が完全に組み込まれています。

ステップ1:エマージェンシーキー(内蔵メカニカルキー)の取り出し

電子カードキーの側面または背面に小さな「リリースレバー(スライドノブ)」が備わっています。公式取扱説明書にも明記されている通り、このノブを指先や爪で矢印の方向へスライドさせた状態をキープしながら、頭部の金属リングを真っ直ぐ外側へ引き抜きます。すると、内部から物理的な金属鍵(エマージェンシーキー)が姿を現します。

ステップ2:運転席ドアのシリンダーで物理的に解錠する

引き抜いたエマージェンシーキーを、運転席ドアノブの横にある鍵穴(キーシリンダー)に差し込み、右または左に回してドアの鍵を開けます。このとき注意すべきなのは、スマートキーの電波施錠ではなく物理キーで開けたため、車両の盗難防止装置(オートアラーム)が作動してクラクションが鳴り響く場合があるという点です。警告音が鳴っても慌てる必要はありません。速やかに次のエンジン始動操作を行えば、正規のキーと認識されてアラームは即座に停止します。

ステップ3:スマートキー本体をプッシュボタンにかざして始動(裏技手順)

車内に乗り込んだら、以下の手順でエンジンを始動させます。スマートキー内部には、電池が無くても微弱な磁界で通信できる「イモビライザー用ICチップ(RFID)」が内蔵されているため、直接近接させることで認証が行われます。

  1. AT車のセレクトレバーが「P(パーキング)」に入っていることを確認し、フットブレーキを力強く踏み込みます。
  2. スマートキー本体の「裏面(ダイハツのDマークエンブレムがある側)」を、エンジンのスタート・ストップスイッチの中央にピッタリと接触させます。
  3. 車両側がイモビライザーチップを認識すると、車内に「ピピッ」という電子音が鳴り、スタートスイッチの緑色インジケーターが点灯(またはメーターが始動準備完了表示)に変化します。
  4. 緑色ランプ点灯から約5秒以内に、ブレーキを踏んだままスタートスイッチを指で押し込みます。セルモーターが回転し、通常通りエンジンが始動します。

この始動方法は緊急避難用の正規手順であり、一度エンジンがかかれば目的地まで問題なく走行を継続できます。途中でエンジンを切ると再始動に同じ手順が必要となるため、そのまま自宅へ帰着するか、途中のコンビニ・ドラッグストア・家電量販店等に立ち寄って新品のボタン電池(CR2032等)を購入・交換するのがスマートな危機回避ルートです。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。