「疲れているだけだから」と違和感を放置し続けると、仕事上の重大なミスや対人トラブルへと発展する危険があります。例えば、「上司にメールを送った(実際は夢だった)」「同僚と口論になった(夢の出来事だった)」と思い込み、実生活での信用を失ってしまうケースが後を絶ちません。記憶の不確かさに対する不安から自己不信に陥り、二次的にうつ病を発症するリスクも高まります。
医療機関を検討する際の心療内科・精神科の受診目安としては、以下の兆候がひとつの基準になります。
・週に何度も夢と現実の区別がつかなくなる
・日中の強い眠気や、意識が飛ぶような感覚がある
・現実世界がガラス越しのように感じられ、感情が湧かない
・幻聴や幻覚、周囲から見張られているような感覚がある
・記憶の食い違いで仕事や学業に実質的な支障が出ている
受診先としては、ストレスや自律神経、睡眠トラブルが主症状であれば心療内科、幻覚や強い現実感喪失、精神的な混乱を伴う場合は精神科が適しています。睡眠専門のクリニック(睡眠外来)に相談するのも有効なアプローチです。