SNSや口コミプラットフォーム上のリアルタイムな言及を分析すると、昼の定食需要だけでなく、夜間に居酒屋感覚でネパール料理店を利用する層が急増している実態が浮かび上がります。いわゆるネパール居酒屋の人気メニュー詳細を追うと、干し米(チウラ)や大豆のカリカリ揚げ(バトゥマス・サデコ)をポリポリとかじりながら、ネパールビール「アイスバーグ」やラム酒「ククリラム」を傾ける使い方が定着しています。
都内のビジネス街に隣接する店舗で取材した30代の会社員グループは、その魅力を次のように明かします。「一般的な大衆居酒屋と比べて、お通し代がなく、羊肉やスパイス料理が1皿500円前後で揃うため圧倒的に安上がりです。しかも油っこくないので翌朝の体調が驚くほど軽快。同僚と金曜夜に訪れるのが習慣になりました」。
一方で、ネパール料理テイクアウト予約における課題も現場から報告されています。ダルバートはスープ状のダルや多品種のアチャールが混ざり合うことで真価を発揮するため、テイクアウト用セパレート容器では「汁漏れのリスク」や「温度低下によるギーの凝固」が起きやすい点です。現場のシェフも「テイクアウトならモモやセクワが最適。ダルバートはぜひ店内の真鍮皿で、温かい状態で召し上がってほしい」と証言しています。