妙心寺退蔵院の紅しだれ桜と国宝『瓢鮎図』の謎を徹底解説

妙心寺退蔵院の紅しだれ桜と国宝『瓢鮎図』の謎を徹底解説

妙心寺退蔵院の紅しだれ桜と国宝『瓢鮎図』の謎を徹底解説の全体像を分かりやすくまとめてご紹介します。

退蔵院の境内は、四季折々でまったく異なる表情を見せます。旅の計画を立てる上で最も重要な、代表的な季節の見どころと見頃時期を整理します。

春の主役は何と言っても、余香苑の門をくぐった正面に堂々と枝を広げる「紅しだれ桜」です。平安神宮の桜の孫桜にあたるこの古木は、例年4月上旬から4月中旬頃に見頃を迎えます。濃いピンク色の花弁が幾重にも重なり、まるで天から降り注ぐシャワーのような圧倒的景観を作り出します。満開時はもちろん、風に舞う花吹雪や地面を染める花絨毯の時期まで長く美しさを保ちます。

初夏(5月〜6月)には青もみじとサツキ、初秋(9月〜10月)にはハギやヒガンバナが境内を彩り、秋が深まる11月中旬から12月上旬にかけては紅葉の最盛期となります。余香苑の池の水面に映り込む逆さ紅葉の鮮やかさは息を呑むほどです。近年では、旅行会社やJR東海などの特別企画として夜間貸切拝観や紅葉ライトアップが開催される年もあり、闇夜に浮かび上がる幻想的な庭園を目当てに多くの愛好家が訪れます。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。