大里の最大の武器は、何と言っても171センチという恵まれた体躯から繰り出されるスケールの大きなゴルフだ。だが、単に力で押し切るスタイルではない。
近年、彼女が取り組んできたのは、再現性を極限まで高めたスイングプレーンの確立だ。長身ゆえに生じやすかった軸のブレを解消するため、体幹を中心としたトレーニングを徹底。クラブフェースのコントロール精度が劇的に向上し、タフなコースセッティングであればあるほど、その正確なアイアンショットが威力を発揮するようになった。ギア選定においても、数値データだけに頼らず、自らの手応えと打感を極めて重視する職人肌の一面を見せる。