Q1:庭に突然シランのような花が生えてきました。鳥が種を運んできたのでしょうか?
A1:鳥による散布ではなく、風に乗って飛来した微細な種子が発芽したか、隣家から地下茎が越境して伸びてきた可能性が高いです。ラン科植物の種子は埃のように軽く、風によって遠くまで運ばれます。シランはラン科の中では極めて稀に、菌類に頼らず一般の土壌でも自然発芽することがあります。
Q2:シランとエビネを同じ花壇に混植しても大丈夫ですか?
A2:混植は可能ですが、十分な間隔(50cm以上)を空けることを推奨します。シランは非常に旺盛に地下茎を伸ばすため、成長スピードの穏やかなエビネを圧迫してしまう恐れがあります。土中で根域を仕切る板を埋め込むか、鉢植えにして配置すると安心です。
Q3:花が咲かない主な原因は何が考えられますか?
A3:最も多い原因は「極端な日照不足」と「株の過密化(根詰まり)」です。完全な日陰では葉ばかりが茂り花芽が形成されません。また、何年も植え替えずに偽鱗茎が密集しすぎると養分が行き渡らなくなります。早春または秋に株分けを行い、日当たりの良い場所へ移してください。