公開当時の劇場興行収入は全世界で約1億6,900万ドルと、前後のディズニー作品と比較して特大ヒットとは呼べない数字でした。しかし、ホームビデオ(VHS/DVD)の発売やネットカルチャーの台頭に伴い、その評判は爆発的に高まりました。
特に英語圏のソーシャルメディアにおいて、クロンクのセリフ「Oh, right. The poison. The poison for Kuzco...(そう、毒薬だ。クスコを殺すための毒薬…)」や、イズマがレバーを引き間違えるシーン(「Wrong lever!」)などは、数多くのミーム(面白画像・動画)として日常的に消費され続けています。
日本の映画レビューコミュニティやSNS上でも、「ディズニーで一番笑った」「鬱屈した気分を吹き飛ばしたい時に必ず見る」「藤原竜也の吹替が最高すぎて定期的に見返したくなる」といったリアルな声が多数投稿されています。説教臭さやロマンス要素を排し、純粋なエンターテインメントに徹した姿勢が、現代の視聴者のニーズに合致していると言えます。