中居正広の資産を語る上で欠かせないのが、過去数十年にわたる圧倒的な稼得力だ。高額納税者番付(長者番付)が公開されていた1990年代後半から2000年代前半にかけて、彼はすでに20代後半にして芸能人部門の上位常連となり、推定年収が5億円超と報じられていた。SMAP解散前後の2010年代半ばでも、グループ活動に加えて複数の大型冠番組を抱え、推定年収は6億〜8億円規模を安定してキープしていたとされる。
2020年の「のんびりなかい」設立以降、その収益構造は質的な変化を遂げた。大手事務所時代は事務所の取り分(マージン)が一定割合差し引かれていたが、個人事務所化によって番組出演料やCM契約金が直接会社へ入る仕組みとなった。番組本数を厳選した2026年現在でも、推定年収(売上ベース)は4億〜5億円、自身が受け取る役員報酬ベースでも2億〜3億円前後が手堅く維持されていると推計される。
業界内でも「中居のギャラは高いが、費用対効果で言えばむしろ割安」と評価されることが多い。共演タレントの魅力を引き出すパス回し、番組尺を寸秒単位で収める職人的な進行能力、そして現場スタッフへの細やかな気配りがあるからこそ、広告不況が叫ばれるテレビ各局も彼の起用を最優先事項として位置づけ続けている。