小顔を目指して抜歯を行う前に、ダウンタイムと組織変化のリスクを正しく把握しておく必要があります。
まず避けて通れないのが「術後の腫れ期間」です。特に下顎の難抜歯の場合、術後2日〜3日目をピークに頬が大きく腫れ上がり、内出血による青あざが出ることもあります。完全に腫れが引いて元の状態に戻るまでには約1〜2週間、骨や歯茎が完全にリモデリングされるまでには3〜6ヶ月程度の期間を要します。
さらに見逃せないのが「頬のたるみやコケのリスク」です。もともと頬骨が高く頬の肉付きが薄い人や、加齢によって皮膚の弾力が低下している人が奥歯を抜くと、皮膚の土台が減ることで「頬コケ」が強調されたり、ほうれい線が目立ったりする可能性があります。小顔になるどころか老けた印象を与えてしまうリスクもあるため、顔全体のバランスを考慮した見極めが欠かせません。