セール時期や季節の変わり目に誰もがやってしまいがちなのが、「赤ちゃん服先買い失敗」です。特に「来年のために80サイズのアウターや水着を半額で買っておこう」という判断は、高確率で裏目に出ます。
最大の盲点は、「赤ちゃんの月齢と巡ってくる季節のミスマッチ」です。成人の洋服であれば多少の体型変化があっても翌年着用できますが、乳幼児の発育曲線には大きな個体差があります。一般に「1歳=80サイズ」と言われますが、早生まれで小柄な子は1歳半でようやく80がジャストになることもあれば、大柄な子は1歳の誕生日時点で既にサイズ90へ突入しているケースも珍しくありません。
「真夏にサイズ80を迎えるはずが、成長が予想以上に早くて夏本番にはサイズアウトしていた」「冬物の厚手アウターを80で先買いしたが、着せる頃には袖が短くて前が閉まらなかった」という現象は、ネット上の体験談でも毎年繰り返される典型的な失敗劇です。先買いをして良いのは、通年で着用できる「肌着(長袖・半袖のベーシックなもの)」や「伸縮性のある薄手レギンス」のみに留め、季節性の高い水着・厚手コート・甚平などは、その季節が到来したジャストのタイミングで購入するのが最も経済的です。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
サイズ80の導入やサイズ70のスキップについて、家庭環境や子どもの状況に応じた明確な判断基準を提示します。
【サイズ80を今すぐ積極的に導入すべき人】
- 生後7〜8ヶ月を過ぎ、体重が8.5kgを超えて太ももやお腹がしっかりしてきた子
- 近々保育園の入園を控えており、園から上下セパレート服の指定を受けている家庭
- つかまり立ちや伝い歩きを始め、寝かせた状態での着替えが困難になってきた保護者
【サイズ80の購入を一度立ち止まり、慎重になるべき人】
- 生後5〜6ヶ月未満で、首回りの開きやすそ丈の余りが子どもの運動を妨げている状態
- 翌年の特定シーズン(夏限定・真冬限定)のアウターやイベント服を先買いしようとしている人
- 小柄な体格で、現在サイズ60〜70のロンパースが違和感なくジャストフィットしている子