老害化は誰にでも起こり得る「認知の加齢現象」であり、特別な悪人がなるわけではありません。日頃の行動を振り返るための老害診断チェックリストを用いて、客観的に自己点検を行ってみましょう。
以下の10項目のうち、3個以上当てはまる場合は注意、5個以上当てはまる場合はすでに周囲に負担をかけているリスクがあります。
- [ ] 打ち合わせで、自分が話している時間が全体の半分以上を占めていることが多い。
- [ ] 若手の提案に対して、改善点を探す前に「でも」「それは前にも試してダメだった」とまず言ってしまう。
- [ ] 「最近の若い人は〇〇だから」と世代で一括りにして語ることがある。
- [ ] ツールやシステムの使い方を調べる前に、すぐ近くの後輩に操作を聞いてしまう。
- [ ] 相談を受けた際、解決策を提示する前に「自分の若い頃の苦労話」を始めてしまう。
- [ ] 相手が明らかに納得していない表情をしていても、自分の正当性を説明し続けて論破してしまう。
- [ ] 「挨拶やマナーがなっていない」と他人の些細な所作が気になってイライラする。
- [ ] 部下や後輩から直接、業務上のミスや問題点を指摘された記憶が直近1年以上ない。
- [ ] 新しい技術やトレンド(生成AIや新しいSNSなど)を「どうせ一時的なブームだ」と敬遠している。
- [ ] 「自分は後輩とフランクに接しているし、いじっても笑ってくれている」と自信を持っている。
老害にならないための注意点として極めて重要なのは、「相手が笑顔で聞いている=受け入れられている」と錯覚しないことです。職場の上下関係が存在する以上、相手の愛想笑いは防衛反応である可能性を常に疑う姿勢が求められます。