サロン施術を受けているまつ毛に対して、美容液をいつ塗るべきかというルールは、パーマとエクステで性質が大きく異なります。
まずまつ毛パーマ(ラッシュリフト)の場合、施術直後のまつ毛は内部の結合を再編成したばかりで、キューティクルが不安定な状態にあります。施術当日の洗顔後は、サロンで推奨される硬化時間(一般的には施術後3〜4時間程度)を空けた上で、アルコールフリーの保湿系美容液を塗布するのが理想的です。パーマ液による薬剤ダメージを補修し、カールの持続性を高めるためには、毛先をコーティングするブラシタイプの美容液が抜群の威力を発揮します。
一方、まつ毛エクステ(マツエク)の場合、最も警戒すべきは接着剤(グルー)の劣化です。一般的なシアノアクリレート系グルーは油分に極めて弱いため、オイル成分が配合された美容液を使用するとエクステが早期に脱落します。マツエク装着時の美容液選びは「完全オイルフリー処方」であることが必須条件です。また、グルーの接着部分にブラシを引っ掛けないよう、根元を避けて中間から毛先へ塗るか、極細筆で接着面よりさらに皮膚寄りのキワへ塗布する慎重さが求められます。