Back Number「繋いだ手から」歌詞の意味とMv女優の真相

Back Number「繋いだ手から」歌詞の意味とMv女優の真相

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バンドマンや弾き語り愛好者の間でも、『繋いだ手から』のコードプログレッションとアンサンブルは頻繁に分析対象として挙げられます。原曲のキーはEメジャーですが、アコースティックギターで弾き語りを行う際はカポタストを4フレットに装着し、Cメジャーフォームで演奏するアプローチが一般的です。

AメロからBメロにかけては、C - G/B - Am7 - Emといった王道の下降進行をベースにしながら、ベースラインの滑らかな動きによって日常の何気ない会話のようなテンポを生み出しています。そしてサビでは、IV(F)から始まるいわゆる「王道進行(F - G - Em - Am)」を軸に、メロディが感情の高ぶりに合わせてオクターブ跳躍。サウンドは一見すると開放的でドライブ感に溢れていますが、コードの構成音に含まれるテンションノートが、どこか哀愁を帯びた響きを醸し出します。

作詞作曲を手がけた清水依与吏氏が当時の音楽インタビューや手記で語ったところによると、この楽曲は「JTBのCMソング」という明るいオファーを受け取った際、清水氏自身の内面で激しい葛藤があったと明かされています。「タイアップだからといって、無難に前向きな旅行の歌を書くのは自分たちの筋が通らない。旅に出たくなるような爽やかな曲調の中に、自分が最も得意とし、最も人間臭い『情けない後悔』を注ぎ込もうとした」という制作の舞台裏は、まさにback numberというバンドの作家性の真骨頂と言えます。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。