受験生や保護者が進路決定の直前に最も気にする要素の一つが「校則の厳しさ」です。ICT先進校というイメージから自由放任な校風を想像しがちですが、実態は「昭和・平成の私学伝統を受け継ぐ、極めて管理的な規律」が色濃く残っています。
現地取材および生徒たちの共有情報によると、特に以下の2点において指導が徹底されています。
① スマートフォンの校内利用制限
生徒には学習用iPadなどの端末が全員に配布され、授業や提出物はクラウドを介してスマートに処理されます。しかし、私物のスマートフォンに関しては「校内での使用原則禁止(電源を切って鞄にしまう)」という厳格な運用が課されています。休み時間にスマホでSNSをチェックしたり動画を見たりする行為は見つかり次第指導対象となり、デジタルデバイスの公私混同を徹底的に排除する姿勢が貫かれています。
② 頭髪・身だしなみ検査(定期考査ごとの徹底チェック)
男子のツーブロックや長髪、女子の染色・パーマ、スカート丈、靴下の規定、化粧や装飾品の持ち込みなどに対し、学期ごと・考査ごとに教員による厳正なチェックが行われます。基準を満たさない場合は再検査となり、是正されるまで段階的な指導が続きます。
これに対し、ネット上では「自律を重んじる時代に逆行している」という一部の批判もありますが、保護者層からは「大規模校だからこそ、生活指導のタガを外せば一気に秩序が崩壊する。これくらい厳格に統制してくれたほうが安心して預けられる」という支持の声が多数派を占めています。