愛媛の方言を語る上で絶対に外せない2大巨頭が「だんだん」と「かまん」です。他県からの観光客やビジネスパーソンも、この2語を覚えるだけで地元住民との距離が一気に縮まります。
1. 「だんだん」(意味:ありがとう)
出雲方言(島根県)でも有名な「だんだん」ですが、愛媛県でも主に南予地方や島しょ部を中心に、心からの感謝を伝える言葉として長年受け継がれてきました。「重ね重ね(だんだん)ありがとうございます」という丁寧な古語に由来しています。
会話例:
A:「みかんたくさん採れたけん、持って帰りーな」
B:「ほんとに!? だんだんね、ごちそうになるわい」
2. 「かまん」(意味:構わない・大丈夫)
標準語の「構わない(かまわない)」が変化したもので、愛媛県民が1日に何度も口にする万能ワードです。許可を出すとき、相手のミスを許すとき、遠慮を促すときなど幅広い場面で機能します。
会話例:
A:「ごめん、約束の時間にちょっと遅れそうなんよ」
B:「かまんよ、かまんよ! 気をつけておいでね」
まだまだある!愛媛弁日常会話単語一覧
- いんでくる:「帰ってくる」「行ってきます」(去る人が言う挨拶)。(例:「ちょっとコンビニにいんでくるわ」)
- おいでた:「いらっしゃった」(敬語)。(例:「先生がおいでたぞな」)
- もぎる:「(果実や花などを)もぎ取る、千切る」。
- ひやい:「冷たい」「肌寒い」。(例:「今日の風はひやいわい」)
- むつこい:「脂っこい」「味が濃くてくどい」。(例:「この肉、美味しいけどちょっとむつこいね」)
- がいな:「強い」「乱暴な」「ものすごい」。(例:「がいな風が吹きよる」)
- まがる:「(場所が狭くて)入りきらない、収まらない」。(例:「荷物が多くて車にまがらん」)