「乗換アプリの最短ルートを選んだはずが、バス停で3台見送る羽目になった」という声が絶えない。観光シーズンの目抜き通りにおいて、市バスの定時運行はもはや幻想に近い。混雑を根本から避けて最速で移動する最大の裏技は、幹線道路の地上交通を徹底的に排除し、地下軌道または私鉄各線の連絡改札へ迂回することだ。
とりわけ東山エリアから向かう場合、バスを待つ列を横目に京阪本線の清水五条駅や東福寺駅まで徒歩で抜け、JR奈良線へと乗り換えるバイパスルートが極めて有効な選択肢となる。乗車時間はわずか数分。乗換回数は増えるものの、渋滞による遅延リスクをゼロに抑え込める。知っている者だけが時間通りに新幹線ホームへと滑り込み、知らない者は動かない車窓から時計を見つめて焦燥に駆られる。この差はあまりにも大きい。