なぜ差がつく?更年期で痩せる人と太る人の違いを医学的に徹底解説

なぜ差がつく?更年期で痩せる人と太る人の違いを医学的に徹底解説

なぜ差がつく?更年期で痩せる人と太る人の違いを医学的に徹底解説の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

更年期に差しかかり「急に太り始めた」と訴える女性の多くに共通してみられるのが、自律神経の著しい乱れである。視床下部はエストロゲンの分泌指示を出し続けるが、衰退した卵巣はそれに応えることができない。この指令と反応の不一致が脳の混乱を引き起こし、交感神経と副交感神経のバランスが崩れて自律神経失調症に似た様々な不定愁訴を発生させる。

日本産科婦人科学会が発表したガイドラインや知見においても、更年期におけるホルモン環境の変化と代謝異常の相関関係は強く指摘されている。自律神経が乱れると睡眠の質が著しく低下し、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が増加する。コルチゾールは脂肪、特に内臓脂肪の蓄積を強力に促進する性質を持つため、どれだけ食事制限をしてもお腹周りの肉が落ちないという「悪循環」が形成される。食欲を抑えるホルモンの分泌も抑制されるため、無意識の過食に陥るリスクも跳ね上がるのだ。

森 瞳
著者

森 瞳

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