現在のストリートシーンは、単一のスタイルではなく、年代やライフスタイルに応じた明確なセグメント化が進んでいます。メンズの年代別特徴と、急成長を遂げるウィメンズ市場の動向を読み解きます。
ストリート系ファッションメンズ年代別の選定基準
20代は、韓国ストリートブランドの最新トレンドやテックウェア、ギミックの効いたパラシュートパンツなど、シルエットの面白さやトレンドの鮮度を最優先します。SNSでの見栄えを重視したアイコニックなアイテム選びが主流です。
対照的に、30代ストリートブランドおすすめ理由として挙げられるのは、「上質素材と引き算の美学」です。20代の頃に身につけていた全身ロゴスタイルを卒業した30代男性が求めるのは、以下の条件を満たすアイテムです。
- タフなヘビーウェイトコットン:洗濯を繰り返してもヘタらない12オンス以上の極厚ボディ
- スラックスや革靴にも馴染む上品さ:ルーズでありながらテーパードの効いたパンツシルエット
- 控えめなワンポイント刺繍:主張しすぎないブランドロゴによる大人の余裕
Descendant(ディセンダント)やWTAPS(ダブルタップス)のように、ミリタリーやトラッドの要素を落とし込んだドメスティックブランドが、30代以上の男性から絶大な信頼を集めている理由はここにあります。
ストリート系女子人気ブランドの評判と進化
女性のストリートファッションシーンも目覚ましい進化を遂げています。従来の「メンズのSサイズを借りて着る」スタイルから、女性の体型に合わせて設計されたクロップド丈トップスや、ワイドカーゴパンツを組み合わせる「メリハリのあるシルエット」へと完全移行しました。
X-girlなどのパイオニア的存在に加え、韓国発の「Matin Kim(マーティンキム)」や「Rest & Reckration」といったブランドが爆発的な支持を獲得。ストリートの無骨さに、エッジの効いたフェミニティやY2Kの要素を掛け合わせたスタイルが、SNSを通じてアジア全域の若い女性たちへと拡散しています。