スリコの双眼鏡を使用するにあたり、事前に把握しておくべき構造上のデメリットが存在します。それは「手ブレの増幅」と「視覚的な疲労感」です。
低価格帯の双眼鏡は本体が非常に軽量である反面、手のわずかな震えがそのまま視界の揺れに直結します。手ブレ補正機構を持たないため、倍率が上がれば上がるほど視界が激しく揺れ、長時間の覗き込みによって「画面酔い」のような眼精疲労や頭痛を引き起こすケースが報告されています。
また、アイレリーフ(目と接眼レンズの適正距離)が短く設計されている場合が多く、メガネを装着したままでは視野全体を見渡せない(ケラレが発生する)という弱点もあります。普段メガネを使用しているファンは、コンタクトレンズを着用するか、アイレリーフが長く設計された専用機材を検討するのが無難です。