魅力に溢れるとれとれヴィレッジですが、事前のイメージと現実のギャップから「泊まって後悔した」と感じてしまう宿泊者も存在します。ネット上の否定的な口コミを分析すると、主に以下の4つの要因に集約されます。
第1の要因は、敷地内の「高低差と階段移動の負担」です。ヴィレッジ全体がすり鉢状の丘陵地に沿って建設されているため、フロントやレストラン、駐車場から遠い高台のドームハウスにアサインされた場合、数十段の階段や急なスロープを上り下りしなければなりません。重いスーツケースを抱えての移動や、ベビーカー、車椅子を利用する高齢者同伴の場合、この移動は想定以上の肉体的負荷となります。足腰に不安がある同行者がいる場合は、予約時に「フロントや駐車場に近い低層階の棟」をリクエストしておくことが不可欠です。
第2は、客室の「水回り設備」の格差です。前述の通り、とれとれヴィレッジの一部の客室(特に2名用ドームなど)は浴槽がなく、簡素なシャワーブースのみの設計となっています。「部屋でゆっくりお湯に浸かりたかった」という旅行者が現地で落胆するケースが見受けられます。第3は、「天候に左右される移動動線」です。一軒家コテージ群であるため、レストラン「とれとれ亭」や売店へ向かう際は必ず屋外を歩く必要があります。雨天時や強風の日は傘を差して丘を歩くことになり、悪天候時の移動ストレスが満足度を押し下げる要因となっています。
第4は、「とれとれ市場」へのアクセスと混雑問題です。西日本最大級の海鮮マーケットである「とれとれ市場」へは徒歩圏内(約5分)ですが、国道を横断するルートや高低差があるため、買い込んだ海産物や土産物を抱えて歩くのは容易ではありません。さらに市場自体が観光バスの立ち寄りスポットとして午前中から凄まじい混雑を見せるため、「すぐ隣だからいつでも空いているだろう」と油断して訪れると、レジや飲食コーナーの大行列に巻き込まれることになります。