リビングやオフィスで使われる電波時計の掛け時計における電池交換は、適切な手順さえ踏めば自宅で簡単に完結します。トラブルを防ぐための標準的な作業ステップは以下の通りです。
1. 新品の指定電池を極性(+−)通りにセットする
長期間放置された古いストック電池は放電している恐れがあるため、必ず使用推奨期限内の新品乾電池を用意します。
2. 「リセットボタン」を確実に押す
電池を入れただけではマイコンが誤作動を起こす場合があります。裏面にあるピンホール状の「リセット」「RESET」ボタンを、つまようじや細いピンの先で2〜3秒間長押ししてください。
主要メーカー別の代表的なリセット・初期設定の特徴は次の通りです。
【セイコー製電波時計のリセット方法】
セイコーの掛け時計は、電池挿入後に「リセットボタン」をピンで押すと、針が早送りされて自動的に「12時」の位置で停止します。12時で停止後、自動的に電波受信がスタートします。もし12時ピッタリで止まらない場合は、取扱説明書に従い「針位置自動修正機能」または「基準位置合わせボタン」を使って物理針を12時ジャストに合わせ直す必要があります。
【シチズン製(リズム時計)電波時計の強制受信】
シチズンやリズム時計のモデルでは、リセット後に手動で電波を拾いに行かせる「強制受信ボタン(または波形マークのボタン)」が備わっています。リセット完了後、このボタンを数秒長押しすることで、通常の定時受信を待たずに即座に電波サーチモードへ移行させることが可能です。
【カシオ製電波時計の設定】
カシオ製の掛け時計や置き時計も、裏面のリセットスイッチを押すことで針が全回転し、基準位置(12時)へと収束します。受信状態を示すインジケーター(受信マークやLEDランプ)が点灯・点滅するため、窓際などの電波状態が良い場所に静置して15分〜30分程度待機します。