「+86」からの着信に関して、ネット上では一部誤った情報や盲点が存在します。リスクを正確に見極めるためのポイントを整理します。
誤解1:着信に応答しただけで通話料を請求される?
日本の通信仕様上、海外からの着信を受けるだけ(応答するだけ)であれば、国内にいる限り受信側に国際通話料金は発生しません。ただし、応答することで「現在使われている生きた番号」と特定され、後日別の詐欺電話のターゲットになるリスクがあります。金銭的被害は発生しなくとも、防犯上のデメリットは極めて大きいため、応答自体を避けるべきです。
誤解2:SMS(ショートメッセージ)なら開いても安全?
「+86」から届くSMSも非常に危険です。「荷物の配達状況をご確認ください」「アカウントのセキュリティ警告」といった文言とともに短縮URLが記載されているケースが多く、クリックすると偽のログイン画面に誘導され、認証情報やクレジットカード番号を窃取されます。記載されたリンクには絶対にアクセスしてはいけません。
なお、仕事や親族への連絡など正規の用件で日本から中国へ電話をかける必要がある場合の正しい発信手順は以下の通りです。
【日本から中国本土へ国際電話をかける基本手順】
国際アクセス番号(ドコモ:009130010、au:001010、ソフトバンク:0061010、または「+」) + 国番号「86」 + 相手先番号(市外局番や携帯番号の先頭の「0」を除く)