「通販で6cmと表記されていたのに、履いてみたら想像以上に高くて足が前に滑る」といったトラブルは日常茶飯事です。実は靴の寸法表記には国際的な完全統一規格がなく、計測箇所を誤認しているケースが少なくありません。
自宅で正確にヒールの高さ測り方を実践するための基準は次の通りです。
【正しい計測の3ステップ】
1. 靴を平らな硬い床(フローリングやテーブル)にまっすぐ置く。
2. 定規やつまみ付きのメジャーを用意し、かかとの最下部にあるゴムキャップ(リフト)の上端にゼロ点を合わせる。
3. かかとのカーブに無理に沿わせず、床面に対してほぼ垂直を保ちながら、靴本体(アッパー)とヒールが接合している「かかと後方の最高点(縫い目の位置)」までの長さを計測する。
多くの人が「地面からヒールの一番低い中心部まで」を測ってしまい、メーカー表記より5ミリから1センチほど低く見積もってしまうミスを犯しています。特にピンヒールのように後ろへ傾斜して取り付けられている靴では、接合部の頂点まで測るのがアパレル業界の共通認識です。