「ネット通販で最安パーツをポチって、用品店に持ち込んで工賃だけ払うのが一番賢い」――。SNSや動画サイトで長年信じられてきたこの定説は、現在では大きな誤解になりつつあります。
大手各社は近年、持ち込み作業に対する工賃体系の全面的な見直しを実施しています。店舗側としては、自社で仕入れた製品に付随するマージンが取れないうえ、万が一初期不良が発生した際の責任の所在が曖昧になるリスクを負うためです。結果として、ドライブレコーダーやタイヤの持ち込み工賃は、自社購入時の1.5倍から2倍に設定されるケースが一般的となりました。
さらに見落とされがちなのが「廃タイヤ処分料」や「バルブ交換代」「バッテリーの廃棄回収費用」です。ネット購入では送料や処分費用が自己負担となるため、店舗のコミコミ価格や下取りキャンペーンと比較すると、総支払額で逆に数千円損をしていたという事例が後を絶ちません。