スカウト陣の視線が集中する神宮のネット裏。プロ注目の大砲や150キロ超の本格派右腕が登板するイニングでは、実況スレッドのスピードが一段と加速する。球速表示だけでは測れない「キレ」や「変化球の曲がり幅」、さらにはピンチでのマウンド上の表情まで、ファンの目線はプロのスカウト顔負けの厳しさだ。
大きな話題を呼んだ慶応の清原正吾のように、血統とスター性を背負ったスラッガーの打席は、一球ごとにスタジアム全体が息をのむ。快音を残して白球がライトスタンドへ吸い込まれた瞬間、掲示板には「あのインコースを叩き込むか」「打球音の質が違う」といった衝撃のコメントが溢れかえった。
次代のプロ野球を担う原石たちがしのぎを削る神宮。表のスポーツニュースには載らない練習姿勢や怪我からの復帰プロセスなど、ファンが共有する裏話題こそが、選手への愛着をより一層深いものにしている。