染色体が1本多い原因とは?トリソミーの仕組みと出生前診断の現在

染色体が1本多い原因とは?トリソミーの仕組みと出生前診断の現在

染色体が1本多い原因とは?トリソミーの仕組みと出生前診断の現在の背景について、専門知識を取りまとめてご紹介します。

Q1:染色体が1本多いのは両親からの遺伝が原因ですか?
A1:ほとんどの場合は遺伝ではありません。減数分裂時の偶発的な染色体不分離によるものであり、親の家系や体質に関係なくどの妊娠でも起こり得ます。ただし、全体の数%程度にみられる「転座型」と呼ばれるタイプでは、親が保因者であるケースが存在します。

Q2:日常生活のストレスや服薬が原因でトリソミーになることはありますか?
A2:妊娠前後のストレスや飲酒、一般的な風邪薬の服用などが直接トリソミーを引き起こすことはありません。受精前後の細胞分裂のメカニズムによるものであり、母親自身の行動を責める必要はまったくありません。

Q3:出生前診断(NIPT)で陽性が出たら、必ずダウン症などの障害があるということですか?
A3:NIPTは非確定的検査であるため、陽性判定が出ても確定ではありません。特に母体年齢が若いほど偽陽性の確率が高くなります。確定的な結果を得るためには、妊娠15週以降に行われる羊水検査を受けて染色体を直接調べる必要があります。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。