旧宮家のなかでも、メディアで取り上げられる機会が多い家系や、天皇家と極めて近い血縁関係を持つ家系には、象徴的な経歴を持つ人物が多数存在します。
■ 東久邇宮家(ひがしくにのみやけ)
昭和天皇の長女である成子内親王が嫁いだ東久邇宮家は、天皇家と最も血縁の近い旧宮家です。元内閣総理大臣を務めた東久邇宮稔彦王を祖に持ちます。その子孫たちは、大手信託銀行や大手メーカーでの勤務を経て独立し、民間企業の役員や文化振興法人の代表を務めるなど、堅実なキャリアを築いています。
■ 竹田家(たけだのけ)
明治天皇の孫にあたる竹田恆徳氏、そして日本オリンピック委員会(JOC)会長を長年務めた竹田恆和氏など、スポーツ振興や国際舞台で顕著な功績を残してきたのが竹田家です。また、作家・憲法学者としてテレビや言論界で幅広く活動する竹田恒泰氏のように、メディアを通じて積極的に発信する論客も輩出しています。
■ 伏見宮家・賀陽宮家・久邇宮家
伏見宮系はすべての旧宮家の源流にあたる名門です。第26代当主の伏見博明氏は大手石油会社(旧大協石油)に長年勤務した経歴を持ちます。また、香淳皇后の実家である久邇宮家の子孫も、大手総合商社や電機メーカーに勤務するなど、民間の産業界を支える屋台骨として活躍しています。