釣行時、時合いの真っ只中にラインブレイクした際、FGノットをゼロから組む余裕がないケースは多々あります。そうした状況で役立つのが現場で1分で結べる方法です。
最も有名な電車結びの強度と限界について知っておく必要があります。電車結びはリーダーとPEラインをユニノット同士で結合させる構造上、結び目自体に応力が集中します。直進引張強度では母線の50〜60%程度で破断することが各メーカーの計測で明らかになっており、大型シーバスのエラ洗いや青物の突進には耐えきれません。
ライトゲームや急なラインブレイクへの応急処置としては、ライン同士を束ねて3回くぐらせるだけの「トリプルエイトノット」や「3.5ノット」が推奨されます。ただし、これらはフロロカーボンリーダー接続時の細糸(PE 0.6号以下、リーダー8lb以下)に限定した運用が安全です。PE 1.0号以上のタックルを使用する場合は、いかに手早くても摩擦系ノットを選択するのが大型魚キャッチへの絶対条件です。