壁のカビを根元から落とす方法!壁紙を傷めず黒カビを一掃する決定打

壁のカビを根元から落とす方法!壁紙を傷めず黒カビを一掃する決定打

これさえ読めば安心! 壁のカビを根元から落とす方法!壁紙を傷めず黒カビを一掃する決定打の導入方法をステップバイステップで解説します。

インターネット上の掲示板やSNSでは、「お風呂用のカビキラーを壁紙に吹きかけたら一発で真っ白になった」という裏ワザ的な投稿を見かけることがあります。しかし、住宅メンテナンスの専門家として断言しますが、一般的なビニール壁紙に市販の塩素系漂白剤を直接スプレーする行為は極めてリスクが高い禁じ手です。 市販のお風呂用カビ取り剤の主成分である「次亜塩素酸ナトリウム」は極めて強力な酸化作用を持っています。これを壁紙に使用すると、カビの色素だけでなく壁紙自体の染料まで不可逆的に脱色させ、不自然な白抜けや黄色いシミを永久に残してしまう原因になります。さらに、次亜塩素酸ナトリウムの強アルカリ性はビニール素材を劣化させ、裏側の接着剤を溶かして壁紙の「浮き」や「剥がれ」を引き起こします。 加えて見逃せないのが健康上の危険性です。浴室のように水で完全に洗い流せる構造になっていない居室の壁では、壁紙の繊維や下地合板に塩素成分が残留し続けます。乾燥した後も長期間にわたって微量の有害ガスが室内に滞留し、頭痛や喉の痛み、シックハウス症候群に似た健康被害を居住者にもたらすリスクがあります。どうしても漂白が必要なほど重度に着色している場合は、室内壁紙専用に開発された「低濃度・非塩素系の防カビ漂白剤」を選定するか、専門のクリーニング業者へ委ねるのが賢明な判断です。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。