多くの人が見落としている最大の盲点は、横浜高校が現在進行形で進めているドラスティックな「進学型共学校」への変貌です。世間の認識は「スポーツ推薦の男子が幅を利かせる体育会系校」で止まっているケースが少なくありませんが、実際の現場ではまったく異なる光景が広がっています。
同校では、全館Wi-Fi完備や生徒1人1台のタブレット端末導入はもちろんのこと、放課後の進学講習や自習室の拡充など、一般受験での大学進学を目指す生徒へのサポートを手厚くしています。特に最上位の「プレミアコース」では、国公立大学や難関私立大学の現役合格をターゲットにしたカリキュラムが組まれており、部活動特待生とは完全に異なる学習環境が保障されています。
「スポーツ強豪校=学力軽視」というステレオタイプな批判は、現代の横浜高校には当てはまりません。部活動で全国を目指す生徒と、学業で難関大を目指す生徒が互いの個性を尊重し合う環境が構築されており、これが近年の志願者数回復につながっています。