白衣を見ただけで緊張して血圧が上がってしまう「白衣高血圧」や、反対に診察室では正常に見えて自宅で高くなる「仮面高血圧」。こうしたギャップを防ぐため、循環器内科学の専門家たちが口を揃えて重要性を指摘するのが家庭血圧測定だ。
病院でたまに測る一発勝負の数値よりも、朝夕にリラックスした状態で記録される家庭血圧のほうが、将来の血管リスクを正確に反映することが分かっている。家庭での目標値は診察室基準より5mmHg低い「125/75mmHg未満」がひとつの指標となる。毎朝起きて1時間以内、トイレを済ませた後の落ち着いた状態で測る習慣が、真の健康状態を映し出す。