雑草がスーパーフードに?スベリヒユの食べ方と生食Ngの真相を徹底解説

雑草がスーパーフードに?スベリヒユの食べ方と生食Ngの真相を徹底解説

雑草がスーパーフードに?スベリヒユの食べ方と生食Ngの真相を徹底解説について見逃せない ポイントを厳選して解説いたします。

ネット上や一部の野草コミュニティでは「サラダ感覚で生食できる」という記述が見受けられますが、食の安全性という観点からは明確な注意が必要です。スベリヒユには、ホウレンソウと同等以上の水溶性シュウ酸(Oxalic acid)が含まれています。

シュウ酸自体は自然界の植物に広く存在する有機酸ですが、高濃度のまま日常的に大量摂取すると、体内でカルシウムと結合して「シュウ酸カルシウム」を形成し、尿路結石や腎障害の原因となり得ます。また、強い収斂作用(えぐみ)によって口腔内や胃腸粘膜を刺激し、消化不良や下痢を引き起こすリスクも無視できません。これが「スベリヒユの生食は危険」と警告される生化学的な真相です。

ただし、シュウ酸は水溶性かつ熱に弱い性質を持ちます。正しい下処理とアク抜きの手順を踏むことで、その大部分を煮汁中に溶出させ、安全かつ美味しく無毒化することが可能です。

【失敗しないスベリヒユの正しい下処理・アク抜き3ステップ】

1. 徹底した予備洗浄:
根元を切り落とし、茎の分岐部に入り込んだ泥や砂を流水で何度も丁寧に洗い流します。ぬめり成分があるため、ボウルに水を張って振り洗いを3回以上繰り返すのがコツです。

2. 短時間ブランチング(茹で時間30秒〜1分):
たっぷりの熱湯にひとつまみの塩を加え、沸騰状態のまま30秒から最長1分ほどサッと茹でます。茹ですぎると持ち味であるシャキシャキした多肉質の食感が損なわれ、ドロドロに溶けてしまうため注意が必要です。

3. 冷水晒しと水切り:
冷水(氷水)に素早く取り、余熱を止めるとともに、溶出したシュウ酸を洗い流すために5分〜10分ほど水にさらします。その後、ざるに上げてキッチンペーパー等でしっかりと水気を絞ります。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。