現役引退後、コーチを経て侍ジャパンの監督という大任を引き受けた井端氏。国際大会における重圧は現役時代を遥かに凌ぐ。WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)や数々の国際舞台を見据える指揮官の重責を前に、かつてメディアの第一線にいた妻の存在は、再び大きな力となっている。
時として冷静なジャーナリストの視点を取り戻し、客観的な助言を口にすることもあるという。勝敗の波に揉まれる夫に対し、家庭では安らぎの場を提供しつつ、必要な時には鋭い一言で背中を押す。指揮官としての井端氏の毅然とした采配の背景には、長年育んできた夫婦の強い信頼関係が存在している。