彼と勝負の世界をつなぐ重要なピースとして外せないのが、アニメ『逆境無頼カイジ』での主人公・伊藤開司(カイジ)役の声優としての熱演だ。極限状態の心理戦、生と死の狭間でギリギリの賭けに挑むカイジの叫びは、萩原自身の魂の叫びそのものであった。あの作品で表現されたヒリヒリするような勝負の緊張感は、彼自身の生き様と深く共鳴している。
声の出演にとどまらず、彼が本気で目指したのは実在する競技麻雀の頂点だった。趣味の麻雀ではなく、ルールとプレッシャーに縛られたアスリートとしての戦い。麻雀界への情熱と真摯な姿勢が実を結び、彼は日本プロ麻雀連盟のプロテストに合格し、真のプロ雀士として第一歩を踏み出したのだった。