エンジンブレーキの仕組みと正しい使い方|下り坂で事故を防ぐ必須知識

エンジンブレーキの仕組みと正しい使い方|下り坂で事故を防ぐ必須知識

エンジンブレーキの仕組みと正しい使い方|下り坂で事故を防ぐ必須知識に関する深掘り解説を分かりやすく解説いたします。

Q1:フットブレーキを使わずにエンジンブレーキだけで完全に車を止めることはできますか?
A1:完全停止はできません。エンジンブレーキは車速が落ちてアイドリング回転数に近づくと制動力がほぼゼロになり、AT車の場合はクリープ現象で前に進もうとします。最後の完全停止には必ずフットブレーキを使用してください。

Q2:ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)でもエンジンブレーキは効きますか?
A2:構造は異なりますが、同様以上の減速力を得られます。HVやEVではアクセルを戻すとモーターが発電機として働き、電気を生み出す抵抗で車を減速させる「回生ブレーキ」が作動します。シフトを「B」レンジに入れたり、パドルで回生レベルを強めることで、ガソリン車のエンジンブレーキと同じ効果が得られます。

Q3:高速道路で合流や減速をする際、いきなり1速や2速に入れても大丈夫ですか?
A3:時速80kmや100kmなどの高速域から一気に低速ギアへ落とすと、エンジンが耐えきれずに破損する「オーバーレブ」や、駆動輪がロックしてスピンする恐れがあり極めて危険です。AT車であればコンピューターがシフトダウンを拒否して警告音が鳴りますが、必ず段階的にギアを落としてください。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。