滋賀県大津市(旧志賀町エリア)に位置した比良ゴルフ倶楽部は、四季折々の表情を見せる比良山地と碧く輝く琵琶湖を一望できる類まれな景観を誇り、関西ゴルフ界におけるステータスシンボルの一角を担っていました。昭和の開場以来、自然のアンジュレーションを巧みに活かしたコースレイアウトの評判は極めて高く、フェアウェイのうねり、巧みに配置されたバンカー群、そして高速ベントグリーンがプレイヤーの挑戦意欲を掻き立てました。
その名声を決定づけたのが、公式プロトーナメントである「関西オープンゴルフ選手権」などの開催実績です。名だたるトッププロたちが比良の風と地形に挑み、数々の名勝負を繰り広げた記録は、倶楽部の歴史における金字塔となりました。「比良のグリーンを攻略できれば関西どこでも通用する」とゴルファーの間で囁かれたほど、競技志向のメンバーが集う格式高い名門コースとしての地位を確立していたのです。