パーマの仕上がりを左右するのは、スタイリストの腕だけではない。国内メーカーがしのぎを削るケミカル技術の進化が、かつての「パーマ=髪が傷む」という常識を根底から覆した。その代表格が、株式会社ミルボンが開発を進める毛髪内部補修テクノロジーや、資生堂プロフェッショナルが誇る先進的なカーリングローションだ。
コテで巻いたような弾力のあるリッジ感が欲しいなら、熱処理を加えるデジタルパーマが適している。形状記憶力が高く、乾かすほどにカールの輪郭が浮き上がるため、縮毛矯正履歴がある髪や硬毛でも扱いやすい。一方で、化粧品登録されたマイルドな薬剤を用いるコスメパーマは、根元からの柔らかなニュアンスや、ふんわりとした空気感を演出するのに最適だ。ダメージレベルと求める質感に合わせて薬剤を適材適所で使い分けることが、艶やかな毛先を維持するための必須条件となる。