不死川兄弟の過酷な過去を描いた回想シーンにおいて、幼少期の不死川玄弥を演じたのは声優の富田美憂さんです。『アイカツスターズ!』の虹野ゆめ役や『メイドインアビス』のリコ役などで知られる実力派が、兄に守られる小さく無力だった頃の玄弥を繊細に演じ分けました。
鬼となってしまった母親に襲撃され、兄・実弥が家族を守るために戦ったあの悲劇の夜。事態を飲み込めず、血まみれの兄に向かって「人殺し」と泣き叫んでしまった幼き日の玄弥の絶望を、富田さんは痛々しいほどのリアリティで表現しています。この幼少期の演技があったからこそ、現在の岡本信彦さん演じる玄弥が背負う「兄への贖罪と憧れ」がより一層深く際立つ構造となっています。