2026年冬、日本列島は異例の強い寒波に度々見舞われた。各地で観測史上最低気温を更新する中、毎朝の通学風景には明らかな変化が生じている。数年前までであれば、凍えるような北風が吹く日でも薄手の靴下だけで通学する姿が一般的だったが、現場の教員や保護者からは「見ていて痛々しい」「健康被害が出かねない」という懸念が相次いで提出された。
都内の私立高校に通う高校2年生の生徒は「本当はすごく寒い。でも、これまでの校則では指定の黒タイツ以外の着用が認められていなかったり、タイツの厚さに細かい規定があったりして、実質的に選択肢がなかった」と明かす。寒さに耐えることが学校生活における一種の忍耐教育のように扱われてきた歴史に対し、疑問を抱く若者が急増している。