この激動期において最も鮮烈なインパクトを残したのは、滝沢秀明が立ち上げた株式会社TOBEであることは論を俟たない。旧態依然とした芸能ビジネスの常識に囚われず、スピード感を持ったデジタルファーストのプロモーションを展開する同社は、瞬く間にエンタメ界の台風の目となった。
とりわけ、平野紫耀を中心に結成されたNumber_iの動きは、国内メディアの枠を軽々と突破した。デビュー曲のリリース直後から米国の大型音楽フェスへの出演やグローバルチャートへのランクインを果たし、ヒップホップとダンスを融合させた尖鋭的なサウンドで海外オーディエンスを唸らせた。彼らの成功は、ドメスティックな熱狂をそのまま海外市場での突破力へと昇華させる、まったく新しい成功モデルを提示している。