メディア露出が増えても、井上尚弥の軸足がブレることは一切ない。所属する大橋ボクシングジムの大橋秀行会長のもと、日々研鑽を積む姿勢はデビュー当時から変わらないストイックさだ。日本ボクシングコミッションの統括のもとで数々の歴史的防衛戦を重ね、その圧倒的なパフォーマンスは世界中の関係者を唸らせ続けている。
どれほどタレントとして引っ張りだこになろうとも、最優先されるのは常にプロボクシングのリングでの勝利だ。この徹底した自己管理と競技への敬意があるからこそ、芸能関係者も彼を単なる話題の人物としてではなく、真の英雄として敬意を表するのである。