ゴチャつくWi-Fiルーターと配線をすっきり隠す試みにおいて、最大の障壁となるのが「電波の減衰」だ。金属製のボックスや厚手の密閉容器の中に機器を閉じ込めてしまうと、通信速度が劇的に低下するリスクがある。最新のアプローチでは、熱を逃がす通気口を備えた非金属素材のスリット構造や、メッシュ状のファブリックパネルを用いる技法が主流となっている。
生活感を消し去りながら電波強度を維持する裏ワザとして注目されているのが、家具の「裏側」や「ハイポジション」の立体利用だ。壁面と同色のカバーを用いて視界から消し去りつつ、アンテナの指向性を妨げない配置を組む。これにより、部屋の雰囲気を崩すことなく、家中で安定した高速通信環境をキープできる。