サロンで失敗しないためには、オーダー時の具体的な伝え方が肝心となる。「レイヤーを入れてください」とだけ伝えると、昔ながらのスカスカなカットになってしまうリスクがあるからだ。プロが推奨するオーダーの骨子は「ベースの厚みはしっかり残し、顔周りと表面だけに動きを出してほしい」という点に集約される。
骨格を補正する小顔カットを狙うなら、チークラインから顎ラインにかけて斜めに繋がる前髪横の毛束が決め手となる。顔の余白を自然にカバーし、キュッと引き締まった印象を演出できる。さらにヘアスタイリングの面でも、重めレイヤーは驚くほど扱いやすい。38mmなどの太めのカールアイロンで毛先をワンカール内巻きにし、表面の毛束だけを軽く後ろへ流すだけで、プロが仕上げたような束感と抜け感が完成する。仕上げにオイルを少量馴染ませれば、一日中崩れない立体的なスタイルが持持続する。