実際に被害に遭った都内在住の女性(42)が、取材に対して悪質な手口の一部始終を語ってくれた。「家族で観覧しようと、ネット検索で見つけた予約サイトからS席4枚分、計6万円を電子マネーで決済しました。しかし、購入完了メールが一向に届かない。不審に思って指定された送金先口座の名義を確認したら、実行委員会とは縁もゆかりもない外国人名の個人口座でした」。
女性が問い合わせ窓口として記載されていた電話番号にかけたものの、使われていないアナウンスが流れるのみ。警察に相談したものの、追跡が極めて困難な海外サーバーや使い捨て口座が利用されており、被害金の回収は絶望的な状況だという。